悠介の失われていた記憶の詳細が明らかに・・・
悠介の記憶が戻って終了した君が僕らを悪魔と呼んだ頃3巻でしたが、4巻ではその詳細の内容が語られることに。
これまでに散りばめられた伏線も徐々に回収され始める君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻のネタバレと感想をやっていきますよ!
*この記事は君が僕らを悪魔と呼んだ頃のネタバレを含みますので、ご注意を
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》33話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》34話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》35話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》36話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》37話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》38話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》39話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》40話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》41話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》42話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》43話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》44話ネタバレ感想
- 《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》ネタバレ感想まとめ
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》33話ネタバレ感想
悠介と一ノ瀬の2人が、変装し失踪の準備を整えるシーンから、君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻はスタート。
悠介が目的地を聞くと、寂しい港町だが行きたいところがあるという一ノ瀬。
それで結局、現在悠介と環が訪れている街に行くことに。
この街は、一ノ瀬が幼い頃に死んだ両親と住んでいた街だという。
そして、記憶を取り戻した悠介は告白する。
「あいつを、殺しちまったんだもう一人の悪魔を」
このあと出てくるもう一人の悪魔というのが失踪生活におけるポイントになってきます(-_-φ
2巻に出てきた花壇にいた男の死体こそ、その悪魔でした。
もし、あいつに会わなければ自分と一ノ瀬はどうなっていたのか?悠介がそんなことを考えながら33話が終了。
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》34話ネタバレ感想
悠介は漁師見習いのユーサクとして、一ノ瀬は街の食堂で働くチサトとして、その街で生活することに。
二人を受け入れた上に、特に詮索してこない大らかな街だった。
普通の街だったら、身元も分からない変な2人が来ても何も言わないで受け入れてくれるなんてことは考えられないですね( ˙³˙)
そして、この街では一ノ瀬は悠介にかけられた呪いの言葉が聞こえないという。
悠介はなぜ助けたのかと聞かれると、やっぱり好きなんだ、俺は一ノ瀬のことが。と答える。
対して一ノ瀬は「憎いに決まってるじゃない、バッカじゃないの?」
そういって笑い合う2人。
常人には分かりかねる関係がそこにはありますね
そこに忍び寄る不気味な大男の描写で34話は終了。
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》35話ネタバレ感想
ゴ
石を持った大男に殴られる悠介。
動けずにいる一ノ瀬に対して、その男は不敵な笑みを浮かべて
「10年ぶりくらいかな?大きくなったねェ・・・」
その男は一ノ瀬の母への怨恨から一ノ瀬の両親を事故に見せかけて殺した張本人。
悠介は一瞬でその男から自分と同じ雰囲気を感じとる。
そして悠介は知ることになる。
自分が壊してきた玩具達の砂漠のような無力感。
ヘドロのようにこびり付いた真っ黒な憎悪を。
ついに悪魔が人側の感情を知ることに
悠介に起きた変化の大きな要因だと言えると思います
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》36話ネタバレ感想
ユースケが連れてきたスナックアケミのママによってその場は難を逃れた2人。
やっぱりユースケめちゃ賢い
ψ(`∇´)ψ
まずいカレーを作る悠介。
一ノ瀬はあまりのまずさに作り直すといいキッチンに行くが、その場で自殺を図ろうとする。
なんとか引き止めた悠介は、楽になりたいという一ノ瀬に対して、
「お前は餌だあのストーカー男をおびき寄せるためのな」
「だからお前は生きてなきゃだめだ」
そう言って強く抱きしめる。
言葉とは裏腹に、その表情は悪魔を全く感じさせないものでしたね
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》37話ネタバレ感想
ドンドンドンドンドン
男によるドアを叩き続ける嫌がらせは続いた。
毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日・・・
1ヶ月ほどに渡るそれによって次第に衰弱していく2人。
さらにその男、悠介達の部屋の隣に越してきた。
「ちょっと隣に一狩行ってくるわ」
限界だった悠介は男を刺し殺しに行こうとするも、元の悪魔に戻ってしまうと一ノ瀬に引き止められる。
「あなたが再び悪魔になるくらいなら、私が」
この半年の生活で、すっかり悪魔を抑え込んだ悠介を何としてもこのままにさせたかったんですね。
それで考え直した悠介は、逃げることに。
人として生きることのできた街を捨て、あの廃校舎に逃げる2人。
だがそこには、あの大男 小向もついてきていたのだった、というシーンで37話は終了。
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》38話ネタバレ感想
なぜここに小向がいるのか?
悠介は適度な距離を保ってつけさせていたのだ。
決着をつけるために。
作戦としては、一ノ瀬が悠介の隠れている保健室まで小向をおびき出し、悠介がとどめをさすというもの。
一ノ瀬と小向は3年1組の教室に入る。
ズッ
一ノ瀬は小向の腹を包丁で突き刺した。
3年1組といえば、記憶を失った悠介の最初に持っていた記憶、そして大量の血痕が見つかったあの教室ですね。
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》39話ネタバレ感想
ナイフを突き刺すも倒れない小向。
逆に反撃されてしまう一ノ瀬。
ドンッ
そこに現れたのは悠介。
小向を後ろから突き刺す。
「ダメだよそれ以上は、ほんとに死んじゃうよ」
心配する一ノ瀬をよそ目に、
ズッ、ズッ、ズッ、ズッ、ズッ、ズッ、・・・
絶命するまで何度も何度も突き刺し続ける悠介。
これが、最初の白昼夢の正体でしたね
悠介はここまで話し終えるも、記憶はあっても実感はまるでない。
ただ、はっきりと言えるのは、これが自分の罪だということだけだった。
そう言ってかつての話を終わらせようとする悠介を止める環。
「どうして悠介は、今の悠介になったの?」
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》40話ネタバレ感想
小向の死体とともに全てのゲームの記録映像も土の中に葬る悠介と一ノ瀬。
これで俺がお前にかけた呪いの言葉も解けるはずだと。
悠介は自分自身なぜこんなことをやっているのかよくは分かっていないが、
「こっから先は普通に生きてほしいんだよな、一ノ瀬、お前には」
一ノ瀬をズタズタにした悪魔悠介の姿はもう全く見えないですね(゚∀゚)
涙する一ノ瀬は、どうすればいいのか困惑している。
そこで2人はデートすることに。
失踪生活最後、もう決して交わってはいけない2人。
深夜、最後にガヤガヤ喋っていると、ホームレスのおっさんに叱られる。
すると、蹲ってしまう一ノ瀬。
悠介の呪いはまだ消えていなかったのだった。
何故消えないのか?そう問い詰める悠介だったが、目の前に自分の姿を見る。
「お前だよ、斎藤悠介。お前の存在そのものが呪いなんだよ」
心のどこかで感じていたことを、幻影で見ていると言った感じでしょうか?
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》41話ネタバレ感想
「悠介、あなた誰と喋ってるの?」
悠介の見ている悠介は、自らの最奥に眠る感情。
目をそらし続けた事実。
今では心から守りたいと思う一ノ瀬の身も心もグチャグチャにしたこと。
「見て見ぬ振りでもしなきゃ耐えられるわけがないもんなァ、自分の背負う罪の重さに」
次に気がついた時、悠介は一ノ瀬に師事した通りにボートの上で全裸で縛られていた。
過去の全てを失って。
悠介の記憶喪失は、我が身可愛さに自らが記憶に蓋をしたもの、だった。
環に出て行ってもらい、悠介は一ノ瀬が自分に宛てた手紙を見ようとするシーンで41話は終了。
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》42話ネタバレ感想
悠介をこの街に連れて来れば全て上手くいくと思っていた環だったが、今では過去を引っ張り出したことをはっきりと後悔している。
そんな環の姿を見兼ねた大家のばーさんが、部屋の扉を開ける。
バタバタ
窓が開け放たれ、悠介の姿はそこにはなかった。
黙って飛び出した悠介は、一ノ瀬からの手紙にあった電話番号に電話をかけると、そこで出てきたのは一ノ瀬本人だった。
悠介が記憶を全て取り戻したのにも関わらず、かつての悪魔ではなく、ユーサクのままであることに安堵する一ノ瀬。
あの半年間で封じ込めた悪魔はもう戻ってこないってことですね
悠介と一ノ瀬は、今度こそ2人の物語を終わらせるために、再び会うことになる。
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》43話ネタバレ感想
置いていかれた環は、何もできずただあの部屋に留まることしかできずにいた。
そこに、会澤からの連絡が入る。
お前は部外者だという指摘に、何も言い返すことのできない環。
自分はただの偽善だということに薄々気づいていた模様。
それでも、悠介をほっとけない環。
究極のおせっかい、自分のエゴだと割り切って、悠介の元に行くことに。
環がいいやつすぎる(゚ーÅ) ホロリ
悠介の携帯のGPSをたどり、漁師のケンヂの船に乗って環が悠介を追いかけるシーンで、43話は終了。
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》44話ネタバレ感想
群衆の中から一ノ瀬を見つけるのが最後の2人のゲーム。
今でこそ大切な存在になったが、かつての一ノ瀬を犯し尽くした日々の記憶がフラッシュバックして、吐き気が込み上げる悠介。
汚くなんかねェ、そうはっきりと言ってやれば良かったのだが、言うことができなかった自分への嫌悪感が募る。
ふと、一人の女性が目に止まる。
「一ノ瀬 明里・・・?」
「何てカオしてんの?斎藤悠介」
一ノ瀬を発見し、君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻は終了。
《君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻》ネタバレ感想まとめ
失踪の真実と埋められた死体など、序盤に散りばめられていた伏線が見事に回収されていましたね
・花壇の死体は小向というストーカー
・一ノ瀬を守るために、悠介は小向を殺した
・遂に悠介と一ノ瀬は再会することに
記憶を取り戻し、もがき苦しむ悠介からは、かつての悪魔ではなく自分の罪を自覚し、忘れていた自分を嫌悪し後悔する姿が見て取れましたね。
全てを取り戻した悠介は、これからどうしていくのか?どう罪に向き合っていくのか?注目ですね。
以上、君が僕らを悪魔と呼んだ頃4巻のネタバレ感想でした!
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